Untitled, Alexander Calder
East Building Ground Level, Gallery 100
東館のアトリウムでは、アレクサンダー・カルダーの巨大なモビールが気流を受けてゆっくり動いています。この大きなモビールが動けるのは、彼のそれまでの作品で定番だった溶接鋼ではなく、アルミニウムを使ったためでした。カルダーは当初モーターを取り付けることを考えましたが、最先端の軽量素材を使用することでそれは不要となりました。モビールの翼の全長は約26メートルもありますが、重量は約417キロしかなく、鋼鉄製だった場合より2トンも軽いものです。
